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生理不順について

 
生理不順とは、生理の周期が乱れた状態のことです。

 

生理が遅くなると「アレ?なんで?もしかして?」と思ったり、
早く来ると「もう〜、なんで今回は早いの?」と、ウンザリしてしまいます。

 

いつも規則正しく生理が来ていたのに、突然乱れたりすると
不安になったりするので、精神衛生的に良くありませんし、
頻繁に乱れている人の場合は、確実に異常が発生しています。

 

そう、生理不順になったら、体に異常が発生しているサインだと思いましょう。

 

では、どの程度遅くなったり、早くなったりすると生理不順なのか?

 

生理とは、25日〜35日の周期で、卵巣から分泌される女性ホルモンの
影響で子宮の内膜がはがれ、血液と一緒に体外に排出される現象で、
出血は3日から一週間ほど続きます。

 

その、生理周期が25日以内に来てしまったり、40日以上になってから生理が来たら、
生理不順と思って良いでしょう。

 

しかし、一度や二度、生理の周期が乱れても、その後が普通の周期の戻れば、
特に生理不順ということではないので問題はありません。

 

また、十代の若いうちや更年期がおこる年頃ぐらいからは、
生理が遅れたりする場合があります。

 

なので、生理不順に気をつけないといけないのは、20代から30代です。
子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因のこともありますので、
放置すると、不妊につながる危険性があります。

 

生理不順のパターン


ひと言で生理不順といっても、いくつかのパターンがあります。

 

原発性無月経
18歳をすぎても初経がみられない。
原因として最も多いのは染色体異常で、その中でもターナー症候群、
精巣性女性化症候群の頻度が高くなっています。
続いて中枢性、性管分化異常、卵巣の発育不全などがあり、
その他に甲状腺機能低下症など病気が原因の場合もあります。

 

続発性無月経
適度な月経があったのに、60日〜90日以上生理が来なくなった。
原因は、無理なダイエットや激しいスポーツ、ストレスなどにより、
生理をつかさどる視床下部や脳下垂体の機能が低下しておこります。
放っておくと無月経になり、元に戻りにくく不妊の原因になります。

 

頻発月経
月経周期が24日以内で、月に2回も3回も生理が来る状態。
排卵をともわない無排卵や黄体機能の不全などが原因。
放っておくと不妊の原因になります。
量が少ないと思っても、不正出血の場合があるので注意が必要です。

 

稀発月経
月経周期が46日以上90日未満で、原因は無排卵周期症のケースが多いです。
放っておくと不妊の原因になります。

 

では、生理不順になる原因とは何か?
改善するための対策はあるのか?

 

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