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生理痛の薬と成分について

 
生理痛の薬は、女性にとっては手放せない物ですよね。

 

生理が終わってから2週間くらいは大丈夫ですけど、そろそろ来そうだな
というときは、いつも持っていないと不安になります。

 

しかし、生理痛の薬は一時的に痛みをやわらげるモノなので、
根本的な解決になりません。それに、飲んだからといって
必ず効くモノでもないですし、副作用もあります。

 

生理痛を解消してしまえば薬は必要なくなりますし、
それが実現できればどんなに良いことか!

 

そうは言っても、それが実現しなかったから、
生理痛の薬は必需品となっているワケです。

 

そこで、どの銘柄の薬が良くて、どんな成分が好ましいのかを考えてみましょう。
ここでは、代表的な成分と銘柄を挙げていきます。
アセチルサリチル酸
アスピリンの名で知られる成分。
主に、炎症や発熱を抑制する働きがあります。

 

15歳以下の服用はできません。
ライ症候群という、急性脳症や肝臓の脂肪浸潤を引き起こすなど、
命にかかわる病気が現れる可能性があるからです。

 

他の○○ピリンと付く成分と違い、ピリン系ではありませんが、
ピリン系アレルギーのある人は、念のため服用しないでください。
ピリン疹の発症は少ないとはいえ、報告はあります。

 

副作用では、吐き気、消化不良、下痢など。

 

■主な銘柄
バファリンA、バファリンプラス、ケロリンなど
イブプロフェン
鎮痛目的で使用される成分。
胃への負担が大きいので、市販薬の場合、15歳以下の服用はできません。
成分が子宮へ到達する時間が早いので、即効性が期待できます。

 

副作用は吐き気、消化不良、下痢、
ふらつき、高血圧などの報告がある。

 

■主な銘柄
イブ、イブA錠、バファリンルナ、ノーシンピュア、
リングルアイビー、ナロンエースなど
エテンザミド
アスピリンと似た成分ですが、鎮痛効果はアスピリンや
イブプロフェンと比べると弱いです。
その分、副作用も弱いので、小児用の市販薬にも使用されています。
市販薬では、他の成分の効果を助ける目的で含まれていることが多いです。
ACE処方と呼ばれるモノには、必ず入っています。

 

副作用では、発疹、むくみ、胃痛、吐き気、胸焼け、めまい、
耳鳴り、食欲不振などがあります。

 

■主な銘柄
ノーシン、ノーシンホワイト、ナロンエース、サリドンA、
サリドンエース、バファリンエルセデスファーストなど
アセトアミノフェン
脳に痛みの伝達を防ぐ効果がある鎮痛成分。
脳だけに効果があるので、体への負担は小さく、
副作用も弱いですが効き目も弱いので、エテンザミド、カフェインと
一緒に配合するACE処方として、使われることが多い。

 

副作用は弱いといっても、胃痛、吐き気、めまい、食欲不振などの報告があります。

 

■主な銘柄
ノーシン、ノーシンホワイト、ナロンエース、サリドンA、サリドンエース、
バファリンエルセデスファースト、小児用バファリンなど
イソプロピルアンチピリン
エテンザミドやアスピリンなどと比べて鎮痛作用は強いですが、
ピリン系の薬品なので副作用として発疹が出ることがあります。

 

ピリン系アレルギーのある人は、服用しないでください。

 

■主な銘柄
セデスハイ、サリドンWi
ロキソプロフェン
正式名称はロキソプロフェンナトリウム。
今のところ、市販薬としては一番効き目が強い成分。

 

そのため、「第一類医薬品」に指定されているので、購入時には
薬剤師による説明が義務付けられています。
ドラッグストアでも、薬剤師が不在のときは購入できませんので注意が必要です。

 

市販薬として使われるようになって、まだ間もないので、副作用の報告も少なく、
15歳以下での服用の安全性も、確認されていません。

 

■主な銘柄
ロキソニンS
ページの冒頭でも述べましたが、生理痛の薬は一時しのぎに過ぎませんので、
飲んだからといって、生理痛が完全に治るモノではありません。

 

なので薬を飲んでも、苦痛や不快感に襲われる生活は続くワケです。
苦痛や不快感から解放されるためには、根本的に生理痛を解消する必要があります。

 

自然の物である食べ物や飲み物から、生理痛の緩和に効果的な栄養素を摂取して、
生理痛に悩まされない体にしていくほうが良いです。

 

薬の副作用にも悩まされないで済みますので、体への負担は減ります。

 

栄養素を摂取するには食べ物よりも、飲み物のほうが
手軽で摂取しやすく、体への吸収率も良いのでオススメです。

 

生理痛の解消を実現して、気分爽快に過ごしましょう!

 


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